いざ、裁判所へ
いよいよ免責審尋の日が来た。
前の日の夜から夜行バスで向かって、時間までネットカフェで時間をつぶし、緊張しながら弁護士事務所へと。
中に入ると、どうも同じ免責審尋を受けるのであろう人たちであふれていた。
こんなに自己破産する人っているんだ!!
衝撃だった。
自分一人だとばっかり思ってたから、正直『仲間』がいたことで緊張が解けほっとした。
でもやはり、みんな少し思いつめたような顔をしていた。
同じ状況のもの同士が集まっていて、一部屋に4人ずつ入っていたけど、ひとことも口をきくこともなく。
時間になり、みんなでぞろぞろとお姉さんやお兄さんのあとを付いて電車に乗って、東京地裁に足を運んだ。
中に入ってからしばらく待たされた後、自分たちの番が来た。
何人かずつ名前を呼ばれ、前のいすに座らされて、『あなたたちは特に債権者からの異議申し立てはありませんでした』みたいな内容のことを裁判官の人に言われて、終了と言った感じ。
え?これだけ?
ここに来るまであんなに時間かけてきたのに、判決っていうか、言い渡しはたった約7秒・・・?
安心したのか、想像とあまりに違って気が抜けてしまった。
私も、無事に免責がおりることになった。

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